札幌の特徴

札幌の特徴

札幌には様々な特徴があります。本州の雪国ではないエリアの人々からすると、雪国である北海道の生活においては異なる点がいろいろありますね。

ぜひ色々楽しんでみてください。東京などの三大都市圏などに住んでいるとそもそも雪があまり降らなかったりしますし、そういった違いを噛み締めてみてくださいね。

大都市でありながら自然との距離が近い

札幌は人口でいうと日本で五番目の数を誇っています。それだけの規模の都市でありながら、ちょっと郊外に行くとすぐに大自然が広がっているという特徴があります。

雪国であることから大変な一面もあるものの、住みたい街ランキングでは上位に君臨するのは、それだけ札幌が魅力にあふれた土地であることの現れでもあります。一般的に大都市というのは、平地に造られます。

というのも、大都市には、たくさんの建物を必要とします。ですから、それだけ広い土地が必要になるわけです。そうした広い土地においては、必然的に山などからは離れた土地になってしまいます。

ですから、東京や大阪といった場所では、ちょっと山のあるような、自然豊かな場所に行くにはある程度の距離を移動しなければなりません。しかし、札幌の場合は、山のあるエリアが都市部に近いため、少し移動するだけでスキー行ったりすることもできます。

ジンギスカンが有名

北海道に来たらジンギスカンを食べたい！という人も多いのではないでしょうか。ジンギスカンというのは羊肉のお料理です。やっぱりそういったソウルフード的なものを食べたいところですよね。

ジンギスカンのお店は札幌市内に多数存在しており、ネットで簡単に調べることができます。北海道に来たからには是非ジンギスカンを堪能してみてくださいね。

ちなみにジンギスカンは北海道だけではなく、岩手県や長野県といった他の地域でも親しまれていたりします。ジンギスカンには専用のジンギスカン鍋が用いられたりします。鍋というより、全体の形状としては薄いフライパンのようなもので、中心部が半球状に盛り上がっているのが特徴です。

この半球状の部分で肉を焼き、その周囲で野菜を焼くようになっています。そうすることによって肉汁を周囲の野菜になじませ、味付けできるようになっているそうです。これはかなりよくできた構造ですよね。

雪が降る

関東などに住む人にとって、冬に雪が降ると言うのは結構珍しいですし、一面の銀世界となる様子をみてテンションが上がったりもしますが、北海道ではある意味当たり前の風景であると言えるでしょう。

雪は踏み固められると氷みたいになってしまいますが、雪に慣れてないと、そこで滑って転んでしまったりして危険です。

また、見た目がふかふかそうに見えてもやはり一旦溶けた雪が氷のようになっていたりする場合もありますから、転倒して怪我をしないように注意する必要があります。たまにテレビで「突撃警察24時」みたいな番組ってやっていますよね？僕はあの番組が好きでよく観ていたりするんですが、たまにそれで札幌の警察の様子をやっていたりします。そうすると、酔っ払った観光客が雪にダイブしたものの、それが氷のようになっているとは知らず、怪我をしてしまったというのをやっていたことがあります。

やっぱり旅行や出張でテンションが上ってしまったのだろうということが想像できます。結局その人は軽傷だったようですが、場合によっては骨折したりする恐れもありますのでそんなことを間違ってもやらないようにしなければいけません。

札幌雪祭り

前述の雪を観光資源として活用したのが「雪まつり」です。非常に精巧に造られた雪像は見る人を大変楽しませてくれます。冬には多くの人が雪まつりを見に札幌を訪れます。雪まつりの像は多種多様であり、JRの機関車からボーカロイドの初音ミクまで、様々なものが造られて、来る人を楽しませてくれます。

雪まつりの雪像は非常にクオリティが高く、多くの人々の心をひきつけています。最近ではプロジェクションマッピングという新しい技術も活用されてきており、雪像を使った美しい映像作品を楽しむことができるようになっています。

2020年の雪まつりについては、新型コロナウイルスの影響によって中止されてしまいましたが、この感染症も収まれば恐らく再開されることになると思います。

住宅の玄関が二重だったりする

北海道では家の玄関ドアが2重になっていたりします。これは外気が家の中に入ってこないようにする工夫の一つです。扉が1重かないと、開けたときに冷気が入ってきてしまったりするので、暖房の能力が下がってしまったりする原因になります。

冷蔵庫は「保温用」

北海道では冬場は外気温が氷点下になったりします。これは当然冷蔵庫の中よりも低い温度です。そう考えると北海道では冷蔵庫が必要ないのではないか？と思ったりしますよね。しかしそんなことは無いようです。

というのも、そのまま食材を保管すると完全に凍ってしまったりするからです。しかし冷蔵庫に保管しておけば、内部は一定の温度に保たれるため、凍ってしまうことはありません。つまり北海道では冷蔵庫は保温のために役立っているというわけです。